ラティ出産1

[復刻]ラティ出産 RATIE give birth at 0 year of age

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2014年6月12日現在のラティの様子。
エンジェルファームの大きな岩の上に寝そべって
朝陽を浴びてくつろいでいます。
ラティは約13歳なんですが、子供のころとあまり変わりません。
でも一度だけ出産したことがあって
そのときはしっかり母親の役割を果たしました。
産みっぱなしじゃなく、三匹の子供をしっかり育てたんです。
下の記事はラティの出産の記録です。
ネコと人間がみんなで助け合った出産でした。
おそらくあんなことはめったにないと思います・・・
という意味で貴重な記録ではないでしょうか。

2002年7月26日早朝
4匹いるエンジェルファームの猫の末っ子ラティが出産
5時25分、6時4分、6時35分、7時25分
4回4匹を産んで、一匹が死産でした

以下その記録です
桂子や数人の女性たちがラティのお腹をさすったり
子供が出てくるのを助けるために
子宮から出てきた体を引っ張ったり、ヘソの緒を切ったり
「猫の助産婦さん」をやりとげました

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前の晩(25日)ラティはそわそわして
落ち着かない様子だった
(↑)ラティのお腹にレイキする桂子

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26日の早朝、まどろみのなかでラティの大きな声が聞こえ
それが出産の始まりでした
僕が起きてこの出産にかけつけたときには
このときエンジェルファームに滞在していた数人と桂子と
猫たちがラティの出産を見守っていました
人も猫も一緒になって、ラティの出産に参加していた
みんなが助産婦さんになっていました

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ラティがお産しているダンボール箱のなかに入って
彼女のお腹を優しくなめるビッチ(三毛猫・女の子)
箱の外にいて終始お産を見まもるアミダ(下・ラティの兄)

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ミロク(ラティの兄)もダンボール箱のなかに入って
ラティをなめてやる。下はビッチ
猫は集団行動しないと思っていた
気ままな単独行動、それが猫の特徴だと思っていた
でもこの子たち4匹はいつも仲良く
一緒に食べ、一緒に散歩し、一緒に眠る
そして一緒にお産に立ち合った

お産のとき、お母さん猫は神経質になるから
飼い主も寄せつけなかったり子供を隠したりするのが
ふつうだと思っていたけど、ラティは人がお腹をさすることを許し
・・・というより、なでられることでリラックスしていた

それにしても・・・兄妹(お父さんが違う)の関係とはいえオス猫が
こんなふうにお産に立ち合うこと
出産の場にオス猫が近づくことをラティが許したこと・・・
驚きです

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ラティを見まもるアミダ

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翌27日のラティの様子
ずいぶんリラックスして、散歩したりもするので
そのあいだに下の写真を撮りました

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散歩に行ってるあいだでなくても実は
ラティは子供たちを取り上げることを許してくれます
わたしたちを信頼しているからだと思います
ラティの3匹の赤ちゃんたちはまだ目もあかないけど
こうして産まれた最初から人肌に触れていたら
きっとラティ以上に人なつっこい猫に育つに違いありません
楽しみです

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これはラティがエンジェルファームに来た去年(2001年)10月の写真です
ラティは産まれて1年たってないのにもう母親になった
けれど、リラックスして立派に出産した姿には誰もが感動しました

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